巻き爪
2023年01月05日
巻き爪とは
爪の両側が湾曲して皮膚に食い込んだ状態です。痛いからと言って食い込んだ部分を下手に切除すると切った角がさらに食い込んで炎症が強くなり、陥入爪と言われる状態になることがあります。こうなると治療は非常に困難となります。
症状
爪のふちが巻いて皮膚に食い込み、体重をかけたときに痛みが生じます。ほとんどが親指に発生します。痛みで親指に体重をかけることができず、それによりますます爪が巻いてしまいます。
原因
親指の裏にしっかりと体重がかかってないことが原因です。形の合っていない靴、特に先の細いハイヒールやパンプスを履いている人には発生しやすくなります。ガニ股で歩く人、歩くことの少なくなった高齢者にもよく見られます。
日常の注意点
まずはきちんとサイズのあった靴を履くことです。外反母趾にある方はそちらの症状緩和も重要です。巻き爪の爪切りは多くのトラブルの原因となりますので、こまめなやすりがけの方が安全です。切りにくい時は受診していただいた方が安全でしょう。