クリニックブログ

眼瞼下垂

2023年01月05日

眼瞼下垂とは

まぶたが下がって開きにくくなることを眼瞼下垂と言います。

症状

頑張って目を開けても視野にまぶたがかぶさってしまい視野が欠けてしまう重度のものから、常に額に力がかかっているため首や肩が凝る、まぶたの形の左右差が気になる、昔と目の形が変わってしまった、などと言う中〜軽度のものまであります。

原因

生まれつきの方もおられますが、ほとんどは加齢による皮膚のたるみ、もしくは長年の瞬きの繰り返しによって、まぶたを引き上げる膜が引き伸ばされたり擦り切れたりして引き起こされています。

日常の注意点

普段は額に力を入れて瞼を開けているだけで本当は眼瞼下垂であった、と言う方はかなりおられます。首筋や肩が凝る、常に見下ろすような見方をしている、などと言う方は一度この疾患を疑ってみても良いかもしれません。基本的には手術治療になりますが、実際には顔貌の変化を伴うなかなか高度な手術となります。術後のまぶたの形や顔つきの変化まで見越して、よく相談して術式を検討する必要があります。