水虫
水虫
真菌の一種である白癬菌が皮膚に寄生して生じるもので、放置すると爪にまで菌が入り爪水虫(爪白癬)となります。その他手や股間、頭部にも発生することがありますが、ほとんどは足の水虫から拡がっています。湿気の多い日本では国民病とも言うべき疾患です。
滋賀県大津市で水虫にお悩みの方はぜぜ駅前ひふ科・形成外科クリニックまでお気軽にご相談ください。
足指の間や横面に赤みや水脹れとして生じることが多くあります。踵などの足裏では皮膚が分厚い、ボロボロとむけるなどの症状が出ます。一般に言われているほど必ずしもかゆみを伴っているわけではありません。
基本的には他者からの感染です。ペットからの感染もあり得ます。濡れたものを介して感染することが多いので、共同浴場やプール、汗に濡れた衣服などを通じて感染します。
特に足は湿気た状態に長く置かないことが大切です。夏場に長時間通気の悪い靴を履く、風呂やプールから上がってすぐに靴下を履く、などの行為は水虫になりやすいです。またかかった場合は同居する家族に移さないよう、バスマットやバスタオルでの接触に注意する必要があります。菌自体は比較的早期に退治できても、胞子の状態の菌は自然に排出されるのを待つしかありません。そのため軟膏は良くなったように見えてもさらにしばらく使い続ける必要があります。さらに、水虫と言って来られる患者様のうち、本当に水虫なのは1/3程度とも言われています。きちんと顕微鏡検査で水虫菌の検査をするまでは安易に市販の水虫薬などは使わない方が良いでしょう。
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