腋臭症・腋窩多汗症治療
腋臭症・腋窩多汗症治療
腋臭症(えきしゅうしょう)や腋窩多汗症(えきかたかんしょう)は、日常生活において大きなストレスとなる症状です。腋臭症は特有の体臭が生じ、腋窩多汗症は過剰な発汗を引き起こします。
腋臭症(ワキガ)の匂いはアポクリン腺と呼ばれる汗腺から分泌された汗が、細菌によって分解されて発生します。自分では気づかないことも多く、それだけに何らかのきっかけで気づいた際には大きな悩みになることもあります。多くの治療法がありますが、根本的な治療を望まれるならばやはり剪除法という手術しかありません。いくつかのリスクがありますが、健康保険が適応されるのは大きな利点です。
腋窩多汗症はエクリン腺と呼ばれる汗腺からの汗の分泌が非常に多い状態であり、通常匂いはあまり問題になりません。あくまでワキ汗の多さに悩まされる状態です。当院では効果が確実なボトックス注射をお薦めさせていただいており、最近新たな薬剤も保険適応となり効果が期待されています。
当院では幅広い治療の選択肢をご用意しておりますので、大津市で腋臭症・腋窩多汗症にお悩みの方は、ぜぜ駅前ひふ科・形成外科クリニックにお越しください。
ボトックスは汗腺の活動を抑制し、過剰な発汗を減少させます。これにより、日常生活の質が大幅に向上します。
手術により直接臭いの原因となる汗腺を切除してしまうことにより、腋臭の原因となる汗の分泌が減少し、臭いの軽減が期待できます。清潔感を保ち、自信を持って行動できるようになります。
ボトックスの効果は通常3~6か月持続し、定期的な治療により効果を維持できます。手術による効果は半永久的です。これらにより、長期間にわたり快適な生活が送れます。
過剰な発汗や臭いの問題が軽減されることで、対人関係や社会生活でのストレスが軽減されます。これにより、精神的な負担も軽減されます。
剪除法は、腋臭症(ワキガ)や腋窩多汗症の原因となるアポクリン汗腺やエクリン汗腺を直接除去する手術です。この治療は、再発のリスクが非常に低く、半永久的な効果が期待できるため、根本的な改善を目指す方に適しています。
ボトックス治療は簡便で短時間で完了し、ダウンタイムがほとんどないため、忙しい方でも手軽に受けられます。
・効果発汗を抑え、生活の質を向上させます。治療後は汗の量が減少し、快適さが増します。
・持続期間: 効果は通常3〜6か月続きます。定期的な治療により、長期的な効果が得られます。
・手軽さ: 施術時間は15〜30分程度と短く、日常生活に支障がほとんどありません。
・効果: わきがや多汗症の根本的な原因であるアポクリン腺やエクリン腺を取り除く手術です。再発のリスクが低く、長期的な改善が期待できます。
・保険適応: 剪除法は健康保険が適用されるため、費用の負担が軽減されます。
・傷跡: 切開は4〜5cmと比較的小さく、適切なケアを行えば目立ちにくくなります。
ボトックス治療は3〜6か月の一時的な効果で、定期的な施術が必要です。剪除法は半永久的な効果が期待できますが、どちらも効果の現れ方や持続期間には個人差があります。
ボトックス治療後には軽い腫れや赤み、頭痛などが一時的に現れることがあります。剪除法は手術後に痛みや腫れが伴う可能性があり、適切な痛み止めやケアが必要です。
ボトックス治療後は注射部位をこすらないようにし、激しい運動やサウナ、アルコールの摂取を控えることが重要です。剪除法の場合は、消毒やガーゼ交換などの傷口ケアが必要で、感染予防に注意する必要があります。
ボトックスはダウンタイムがほとんどありませんが、剪除法は術後1〜2週間の安静が必要です。仕事や運動など、日常生活に支障が出る可能性があるため、スケジュール調整が必要です。
剪除法では脇の下に約4〜5cmの切開を行うため、術後に傷跡が残る可能性があります。適切なケアを行うことで目立ちにくくなりますが、個人差があります。また、剪除法では手術後の感染リスクもあるため、清潔な状態を保つことが重要です。
カウンセリング
患者様のご希望やお悩みを伺い、治療方針を決定します
注射部位の確認とマーキング
効果的な治療を行うために、注射部位を確認しマーキングします。
消毒と麻酔(必要に応じて)
注射部位を消毒し、必要に応じて麻酔を行います。
ボトックスの注射
適切な量のボトックスを注射します。
アフターケアの説明
施術後のケア方法について詳しく説明します。
カウンセリング
患者様のご希望やお悩みを伺い、治療方針を決定します
マーキング
手術前に、除去すべきアポクリン汗腺やエクリン汗腺の範囲を正確に特定するため、脇の下にマーキングを行います。
局所麻酔
手術の際に痛みを感じないように、脇の下に局所麻酔を施します。
手術
麻酔が効いた後、脇の下に約4〜5cmの小さな切開を行います。
医師が目視で確認しながら、丁寧にアポクリン汗腺やエクリン汗腺を除去します。汗腺を除去した後、皮膚を元に戻し、縫合し、ガーゼで固定します。
処置
手術後、適切な消毒やガーゼの交換、傷口のケアを行います。患者様には術後のケア方法や安静期間の説明がされ、術後の経過観察が行われます。
アフターケアの説明
施術後のケア方法について詳しく説明します。
ボトックス注射(ワキ両側) | 66,000円 |
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腋臭症手術(剪除法) | 重度のものは健康保険治療の適応です。 |
治療後は、注射部位を強くこすらないようにし、激しい運動やサウナを控えてください。剪除法の術後は2〜3日の患部の絶対安静が必要です。
ボトックスは医療機関で適切に使用される限り、安全な治療法です。副作用が心配な場合は、事前に医師と相談してください。
ボトックスの効果は通常3~6か月間持続します。効果を維持するためには、定期的な施術が推奨されます。
ボトックスの効果を持続させるためには、3~6か月ごとに施術を受けることが一般的です。個人の状態に応じて、医師が最適なスケジュールを提案します。
剪除法では約4〜5cmの切開を行いますが、術後のケアを適切に行えば、傷跡は徐々に目立たなくなります。個人差はありますが、時間とともに目立ちにくくなるケースが多いです。
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