当院の皮膚腫瘍(粉瘤)切除手術について

皮膚腫瘍イメージ画像

各種皮膚腫瘍の切除は当院が最も得意とするところです。形成外科専門医の技術と経験を活かし、確実にかつ最も傷の目立ちにくい方法で切除します。
皮膚腫瘍の中で最も多いのは粉瘤(アテローム、表皮嚢腫ともいいます)です。粉瘤は極めてありふれた皮膚腫瘍ですが、対応を誤ると何度も炎症を繰り返し治癒まで長期を要します。炎症を起こしているときには切開することでできるだけ早期に炎症を鎮めます。服薬や軟膏で改善することはほとんどありません。
炎症が収まれば粉瘤の袋ごと外科手術にて摘出してしまうのが一番確実です。よほど大きなものではない限り(目安10cm程度まで)、局所麻酔の日帰りで手術が可能です。
切除手術というと傷跡を気にされる方が多いと思いますが、下手に小さな切開で中途半端な摘出を行うよりも、きちんと必要なだけ切開して確実に摘出し、形成外科的に丁寧な縫合をする方がよほど傷跡はきれいになります。